風水の良いオフィスをつくる方法

良い風水にによって、ビジネスのチャンスを最大限に拡げる、そのような
オフィス環境をつくるために有効な法則をお話します。

と同時に、風水の視点だけではなく、人間工学とデザイン性の視点を両立することができる、ということをお話致します。これにより、自社に最も適したオフィスの備品、家具の選択、配色と照明のプランを検討して頂くことができます。
風水の恩恵をオフィスの人々が受けることだけ考えるのではなく、そういった視点を含めて考えることが、私達の目指すべき方向性だと考えます。
まず基本として、オフィス内で各人がどの方位を向いて、どこに座ることが良いのか、これは生年月日から計算することができます。
その上で、フライングスター風水のチャートを参照し、オフィスのどの区画に吉運があるのかを分析します。フライングスター風水は、時間とともに移り変わる風水の影響をキャッチすることのできる、非常にパワフルな法則です。ただ、理解するのは難しいです。ここではフライングスターの理論的な部分は深入りせずに読み流してください。
以下に、例として、
・クアナンバーが２、５、６、７、８の西グループの人物が、
・２００４年２月以降築で、東（67.6°?82.5°）に正面玄関が向いているビル
のオフィスにいる、というケースを想定して話を進めます。
ステップ１
あなたのベスト方位を意識する
まず、第一のステップでは、あなたの吉方位を計算して、その方位を向いて座ることに関する話です。ここではどれか１つの吉方位に限定するのではなく、４つの吉方位のうちのいずれかに向いて座り、仕事をすることを推奨します。
クアナンバーが２、５、６、７、８の人にとっての吉方位は北東、南西、西、北西となります。
クアナンバーが１、３，４，９の人にとっての吉方位は北、東、南東、南となります。
クアナンバーは当サイト内の自動計算機で簡単に調べることができます。
これで誰がどの方位を向くべきなのか、確定します。
ステップ２
フライングスター基本チャートを調べる
次に、オフィスのどの区画で仕事をするのが良いのかを、フライング・スターの基本チャートをオフィスの間取り図にあてはめて調べます。
このチャートの例では、東部分の区画にダブルの８の組み合わせがあります。左上の８は主に人間関係における大吉を示し、右側の８は主に経済的な大吉を示すものです。あなたのデスクはこの場所が最も適しています。

オフィスの中心の区画では、１、６、８の組み合わせになっています。この場所もまた大きな吉運の星の影響を受ける場所です。この組み合わせは、特に知性を要するビジネスの成功をあらわします。この影響を活かすには、オフィスを開放的なオープン環境のインテリア構成にすることが、より良いプランとなります。
北にあたる部分に位置するオフィスの入り口の区画には、金銭的な吉運をあらわす6,1のコンビネーションがあります。入り口は理想的な場所にあると言えます。
次に、チャート内で不運の影響をあらわす場所には、キャビネットなどを設置して、影響を抑制するようにします。北西と南の位置にある2,5と5,2の星の組み合わせは、危険度の高い不運をあらわしています。この星の影響を抑制するためには、金属のエネルギーをこの区画に補う必要があります。
南東と南西にある9,7と7,9の組み合わせについても注意が必要です。２００４年の１月までの風水節ピリオド７では７は吉運のある数字でした。２００４年２月以降、７は元々の性質である泥棒、強盗をあらわす数に戻りました。
西、北東に位置する3,4と4,3の組み合わせが意味するのは、仕事のストレスに関連した悪影響をあらわすもので、好ましいとは言えません。しかしこれは風水対策を施すことで緩和されるため、深刻に考えすぎなくても大丈夫です。
ステップ３
年度のフライングスターチャートを考慮する
次に、年度のフライングスターチャートを計算し、年によって移り変わる３つの悪影響、五黄、三殺、Tai Sui(Grand Duke)の影響をチェックします。

今年、三殺は東（45°?135°）の方位に位置します。この方位に背を向けて仕事をしないよう、注意が必要です。
Tai Suiは２００５年西（262.5°?277.5°）の方位に位置しています。デスクに座ったときに、この方位を直接向かないよう注意が必要です。
東のダブル８の影響を受けることのできるエリアには、今年は病の星２が移ってきました。ダブル８の強い吉運を受けていながらも、病気に注意をしなければいけない、という意味です。対策として、金属のエネルギーを使ってこの星の影響を抑制するようにします。五黄は北西に位置しますので、この場所で執務を行うことは避けた方がよいでしょう。
上の三殺とTai Suiの影響も考慮し、東の区画に置くデスクは、西だけでなく、南西、北西といった他の吉方位を向いて仕事ができるよう、カーブのついた形状のデスクを使うことを推奨します。１つの吉方位からの影響だけでなく、３つの吉方位からの影響を得られやすい点でもお勧めです。
ステップ４
オフィスインテリアの材質と配色
オフィスのインテリアは五行の法則に従って決定します。各方位区画の星の組み合わせを参照し、吉運のある場所はその星の影響を強める色と材質のものを用いるようにします。不運の星の影響を受ける場所についてはその逆で、影響を抑えるための色と材質のものを選びます。
オフィスの備品類は、いかにも風水という東洋的なルックスのものでなく、コンテンポラリー、モダンなもので全く問題ありません。
材質については、例えば木製のものは木の性質、ガラス製のものは土をあらわす、と理解してください。すりガラス、くもりガラスの材質は土の性質を持つモチーフとして、利用価値の高いものです。ステンレスは金属のエネルギーをあらわし、キャビネットや花瓶などで使うことができます。
もし、材質まで細かく対策することが難しい場合は、配色を対策するだけでも効果を得ることができます。その場所に必要な配色が決まったなら、クッション、絵画、花瓶などの色で調整してください。
照明の強弱の調整は、風水的側面、美的側面の両方で重要なことです。先に風水の観点で申し上げると、照明は火のエネルギーを意味するもので、仕事に影響します。照明が明るすぎるのは、目の疲れにつながりますし、逆に暗い照明は無気力感を招きます。
このように人間工学の視点でも考えつつ、風水の法則に従って環境を整えることは重要です。
オフィスで働く人が健やかであるためには、我々のオフィス環境がどうあるべきかを総合的に判断する必要があります。それが風水対策と相反してしまう場合は、人間工学、建築学的な視点との折衷案を考えることも必要となります。でも実は、風水・人間工学・建築学は共通した部分を多く持っているのです。
*フライングスター風水について詳しい情報は「フライングスター風水 for ピリオド８」の中でわかりやすく説明されています。
*企業向けの風水コンサルテーションについては、ご案内を記載しています。