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暮らしを豊かにするインテリア風水の工夫

人は住まいの中に何かしらの課題を見つけて、改善し続ける習性があります。住環境の風水を常に元気な状態に保ちたいという思いからそうするのでしょう。

一年中、模様替えもせず同じ家具の配置を見続けると人の心は退屈に思うものです。たまに、少しでもインテリアに変化を加えることによって暮らしの空間が楽しくなります。
人生は旅、時間が経過すれば私たちの感じ方や欲求は変化する、だからインテリアにも変化が必要なのです。
今日はDIYできるちょっとしたリフォームで暮らしを豊かにするヒントを紹介します。

ルーフバルコニーにあずまやをつくる
家の外側の空間を有効に活用しましょう。例えば屋上やルーフバルコニーがあるなら「あずまや」をつくると、日よけになるだけでなく屋根のある部分が暮らしの空間として活きてきます。家の外側の余まっている場所を有効空間に換えるという発想です。

そうすると、それまで単なる外だった所がくつろぎの空間に変わります。空間として活かせるかどうかは、そこで過ごした時に快適かどうかで決まります。家の外を見回り、どこを活かせば暮らしが豊かになるか、考えてみましょう。

ベランダをパティオにする
単なるベランダをパティオ(中庭)のように変えると、楽しい空間がひろがります。どのようにつくったらよいでしょうか。「ベランダはリビングの延長である」という発想を持つとうまくデザインできます。外と家の中をつなげるのはどうすればよいでしょうか。

ベランダにウッドデッキを敷き、リビングの床と高さと揃えることで外のベランダがリビングとつながっているように見えてきます。そして上の写真のようにデッキ上にソファなど家具を置くことで快適空間に生まれ変わります。このような発想でベランダとリビングをつなげてみてください。

天窓をつくる
自然光をどのように家の中に取り込むかが美しいインテリアの鍵となります。部屋によって違う光の入り方をどう活かすかということです。天窓をつくってみてはどうでしょうか。単純に天井に窓をつくることで自然光を十分に取り入れることができます。

写真は風呂に天窓を開けた例です。閉鎖空間だった風呂に自然光が入るようになりました。そして昼は青い空、夜は星空といった2つの景色が湯船の上にできました。

トーンによる視覚効果
床、壁、家具の色あいに強弱をつけることで美しいインテリア風水の効果をねらいます。壁床や柱、家具の素材表面は時間とともに色があせるので、部屋の風水に元気を与えるために定期的に研磨や再塗装、洗浄が必要となります。その時にこのような発想を1つ加えてみましょう。

写真の寝室は、元々はモノトーンで落ち着いているけれど視覚的に物足りない感がありました。パワー不足な印象だったのです。それを改善するために、壁の色を変えました。ベッド、床と色合いをあわせたベージュを壁の色に使っただけでベッドの存在感が増し、パワフルな寝室に変身しました。

色使い
インテリアに明るい原色を使うと空間に活力がもたらされます。明るい色はそこで過ごす人の心をたのしませ、創造性を豊かにします。
色は青、赤、緑やオレンジのような原色を基本に、フライングスター風水のチャートを見ながら選ぶと良いでしょう。毎年、特定の方位は改築や工事を避けた方がいいという法則も考慮しましょう。

フライングスター風水チャートに従って毎年家のどこかの色使いを変えると、それだけで空間は元気を取り戻します。場所、色を選ぶ時は、あなたや家族がどのような状況にあって人生で何を求めているかによって判断するとさらに効果的です。

本棚にバックライトをつける
部屋の雰囲気を大きく変える手法をもう1つ紹介します。奥行き感をつくるために本棚にバックライトをつけます。すると写真のようになります。

棚の板にLED電球やT5蛍光灯をつけるのは比較的簡単です。本棚の奥が明るくなると、本棚の重量感がなくなり、部屋全体が軽くなくなります。光による目の錯覚です。
それまで机が書斎の主役で、本棚は後の脇役という関係が照明をつけることで本棚が視覚的に前に出ます。机と本棚の間に本が浮かんでいるように見える視覚効果がつくられます。光の反射によって部屋に奥行き感がうまれます。
光の量は部屋の大きさとのバランスで調整してください。写真では棚の一部には照明がついていません。部屋が小さいのに光の量が多すぎる場合や、部屋が大きいのに光が少なくて十分なビジュアル効果が得られない時など、光の量をうまく調整するのがポイントです。

住空間にまめに変化を加えると空間が元気になり、人生は豊かになります。

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