風水は基本を忘れずに ランドスケープ風水 2017/08/082017/08/09 最近、本やインターネット上で数多くの風水が紹介されていて、根本は同じ風水でもそれぞれ違った切り口で書かれているため、多くの人が風水をどこから始めていいのか迷っているようです。私の講座を受講する生徒ですらそうなのです。ここでは風水を実践する際に第一歩としてやるべき基本を思い出して頂きたいと思います。 コンパスは性能の良いものを 風水を実践するためには必ず性能の良いコンパスを使ってください。 風水師が使う羅盤である必要はまったくありません。洋式のコンパスや登山用のもので十分です。 カメラと目視で確認 家の中の間取りにいきなり着手するのではなく、対象の建物を外から見た様子を注意深く観察することから始めましょう。 カメラで建物の外観を様々な角度から撮影し、写真で家を見ることで多くのことに気が付きます。今まで見落としていた事実を発見するのです。 玄関に向いている殺気の原因を探す 次に玄関の内側に立ち、ドアをあけ、外の景色を写真に撮りましょう。こうすることで、ドアが対面している外の様子が写真を通して確認できます。 写真を見ながらドアに殺気を送っている構造物がないか探しましょう。殺気を送る構造物とは例えば、向かいの家の尖った屋根、電柱やアンテナ、近隣の建物のするどく尖った角、そういったものが向いていないかどうかを確認します。 それが明確になったら「五行の法則」を使って不運の原因を封じます。 目に見える物理的構造物から発せられる殺気は上の五行の図の黒矢印(中央の星形のもの)が示す「Destructive(破壊)」のサイクルで対処します。 玄関のドアが例えば西に向いているとして、正面にとがったアンテナがあったとします。西は「金(METAL)」の方位なので、「金」を破壊する要素である「火(FIRE)」で対処します。 明るい照明(火)を玄関に常時つけておけばいいのです。 土(EARTH)で対処するならクリスタル製のサンキャッチャーをかけるとか、金で対処なら金属製のウィンドチャイムをかけたり、水(WATER)は花瓶に水を入れて置く、木(WOOD)なら観葉植物を飾るといった具合です。 目に見えない影響への対処 目に見える影響と違い、目に見えない風水の影響への対処というのは長年風水をやってきた人でさえ混乱している人が多いようです。 不運の原因が目に見える構造物の場合と違い、見えない、形のないエネルギーが原因となって不運にさいなまれているケースも多くあります。 人の悪い意識によって敵対的な気が家に送られているかもしれないですし、毎年変化する風水の影響による不運かもしれません。 大事なのは、気の流れに敏感になることです。玄関の前に立ち、あなたに向かって流れてくるエネルギーを感じるのです。その気が良い気なのか悪い気なのか、自分で判断すればいいのです。 家に向けて不運のエネルギーが送られているとしたら、適切な対処をしない限り不運は続きます。フライングスター風水のチャートに書かれているエネルギーの分布に従って不運に対処することもできます。 スピリチュアル風水の呪文や浄化の儀式によって解決することもあるでしょう。 風水の法則を学ぶことと同じく、直感的な判断スキルも磨く必要があります。 常に変化するということ 今あなたの風水がどのレベルにあるとしても、外から家やマンションを眺めること、ドアの前に立って気を感じることで日ごろから風水を見直すことが大事です。 風水の目を養い、家とその周辺環境に気を配り続けることです。 特にもし運気の低下を感じていたり、病気にかかったなら風水が原因の可能性が高いと考えてください。 普段は見ることのない屋根の上の状態を確認したり、新しい建物が周辺に建っていないか、外灯が道路の向かいに新設されていないか、とか、何か新しい奇妙なものが家のまわりにできていないか、チェックして対処するのです。 幸運を祈ります リリアンより 関連する記事