本気で金運を高め、リッチになる風水。

経済的な豊かさの欲求は世界共通です。例えば、風水を信奉する文化圏では、新年に、幸運をあらわす「赤」や金運をあらわす「金」のハガキに、「新年おめでとう。あなたがさらに繁栄しますように」と、書いて送る習慣があります。

今日は金運を高め、経済的に豊かになる風水術をお教えします。
経済的に豊かであれば、自分だけでなく、家族や他人のためにお金を使うことができ、それがさらなる幸せとなります。
経済的な豊かさをもたらす金運アップの風水術は数多くあり、それらを実践するこは難しくありません。金運を高めるには、家や会社の「南東」にあたる場所が重要ということを意識してください。

つまり、一度しっかりと南東を整えてしまえば、金運を高め、経済的に豊かになることは簡単だということです。
まず、南東を整理整頓し、清潔でゴミ１つない状態にすること。そして、気が自由にゆるやかに流れるようにすること。
さらに、柱の角や梁（はり）から殺気を受けていないかもチェックし、不運の気を放つものを全て取り除くことです。

八卦から南東の意味を知る

後天八卦によると、南東をあらわす符号は、上から「陽・陽・陰」の三本の線で構成されます。上図を参照してください。
これは、風が地球の隅々まで種を飛散することをあらわします。

種が地面に落ちる→ 発芽→ 成長→ 開花→ 再び種が風に乗り飛散

この一連の流れが、南東が金運の方位であるという意味です。
南東は富と繁栄の方位なので、風水の状態を良好に保っておけば金運に恵まれます。
風水の状態が悪いと家族全員が悪運にむしばまれる、それほど南東は大事な方位なのです。

南東の力を高めるには

「水・木・火・土・金」、風水ではおなじみの五行の法則で南東の金運を高めます。南東の五行の性質は「木」で、植物、木々や花、木製のものと関連しています。
「水」は木を育む要素なので、南東に恩恵を与えます。植物、滝や噴水が南東にあると金運が高まります。
木は「火」で弱まり、「金」と衝突関係にあるので、南東ではあまり使わないのが無難です。
その上で、幸運の風水グッズを飾ります。

強弱をつける

八卦をもう少し深く読むと、南東は小木、つまり小さな木の方位です。これによってどのような「木」を使ってパワーを高めるべきかがわかります。
そして水も同様、大きい水は小さな木を溺れさせるので、水が大き過ぎぬようバランスを考えてください。
大きな木、大きな水より、小さな植物をたくさん飾り、小さな水で気の力を高めるのが適しています。

植物

植物は、健康で青々としたもの、先端のとがっていない、丸い葉のものが良いでしょう。
私のおすすめは、みずみずしい緑で、豊かな厚手の葉を持つ「金(かね)のなる木」です。

小さなみかんの木もおすすめです。

盆栽やサボテンは避けてください。サボテンはトゲが殺気を放ちます。盆栽は成長を抑制する気を放つので不吉なのです。
枯れた葉は、停滞した陰の気を放つので、取り除いてください。

水

水は、小さくて動きのある水が、南東で金運を高めるのに適しています。
庭の南東に滝をつくる、オフィスでは南東に水槽を設置し魚を飼う、このように水を取り入れましょう。

金運を受け取る心の準備

南東の風水を整えたら、次は心の準備です。「私はお金持ちにふさわしい」と、心をセットしてください。これは裕福な成功者は誰でもしていることです。
自分の成功を疑わず、不安や恐れを捨て、行動するのです。
前向きに、野心的に、思いやりを持ち、カッコよく、大きなスケールで、選択肢をいくつも持ち、成功の結果をイメージし、楽しく！

金運を高めるふるまい

優雅にふるまうことも重要です。「偽り」という意味で言っているのではありません。寛大な心で、他人に対し良い感情を持ってください。人に嫉妬を抱くのではなく、人の成功を喜べるようになると、金運のスイッチがONになります。
高い意識を持ち、上を目指し、おおらかに、しっかりと、信頼に値する行動で、上品にふるまいましょう。

暮らしぶり

美しいものに囲まれ、ゆったり広々とした家で暮らしましょう。心の豊かさだけではなく、暮らしの豊かさも大事です。
「お金は悪の根源だ」と、言う人もいますが、それは真実ではありません。お金の使い方によって悪となる可能性があるだけです。
お金は中立で、どのように稼ぎ、どのように使うかはあなた次第です。
豊かに、スタイリッシュに、おおらかに、良い風水で、調和のとれた生活をしましょう。
小さな家だとしても、できるだけ良い暮らしができるよう、レイアウトを工夫してください。
自分のポテンシャルが最大限高まる快適な空間で暮らしましょう。
そして富が大きくなったら、さらに暮らしをバージョンアップする、これを繰り返すのです。

愛をこめて
リリアンより