カフェ店舗のデザインに風水を取り入れた事例 仕事風水 2020/04/232022/11/09 お店は、来店者が風水の素晴らしい恩恵を受けられるようにデザインするべきです。ありきたりではいけません。テーブルの配置、壁の色だけでも、気の流れを変えることができます。風水を上手に使い、店内をデザインしてみませんか。 基本的な考え方は、店内に生き生きとした気が流れるようにすること。そのような空間をつくるには風水が強力な助っ人になります。空間デザインに風水は欠かせません。 トイレとレジ まずは、トイレとレジの配置を考えてみましょう。トイレは後から動かすことができませんし、レジはお金をやり取りする重要な場所です。 上の図は、カフェの店舗の間取案にフライングスターチャートを重ねたものです。 店の玄関は西2/3に向いている、ピリオド8の期間に建った建物、西、南、中央にきわめて幸運なエネルギーが分布します。 この図をもとに、配置と導線を検討します。 レジとバーを中央に配置しているのは、レジとバーがフードビジネスにとって重要な場所で、社員と顧客の両者が全方向からアクセスできる場所に配置することで、導線が良くなるからです。 一方、キッチンとトイレは店の後方にあたる南東、東、北東の範囲に配置しています。 キッチンとトイレ 風水の重要なルールとして意識して頂きたい点は、キッチンとトイレを完全に分離することです。図ではキッチンが店の後方にあり、同じゾーンで、北東にあたる場所にトイレを配置しています。しかし、キッチンとトイレは壁を共有してはいけない、という風水のルールがあるので、トイレとキッチンの間に貯蔵庫を設けています。 キッチンでは、コンロを独立して配置しています。これは南東に分布する不運のフライングスター(5/2)が「火」によって強められるのを避けるためでもあります。この不運を抑えるには「金」の要素を使います。 メインゾーン メインゾーンは、床の色に工夫を施し、八の字の気の流れをつくります。天井にもお客の視覚に強い印象を与える陰陽マークに似たモチーフを施します。 2つのカーブした形を空間に取り入れることで、気の流れがゆるやかになります。 バーの後ろには、店の永続的な発展の願いを込めて、得意客、スポンサーといった店を支援してくれる人の写真をたくさん飾れる壁をつくり、その壁が目立つようにします。これはメインゾーンとトイレ・キッチンゾーンを隔てる壁、顧客満足度向上の壁という2つの役割を果たします。 全体の中央にあたるこの場所に分布するフライングスターは(6/1)、この組合せは天の素晴らしい金運と、ビジネスでの良好な人間関係を意味します。照明でこの壁を明るく照らすと、素晴らしい陽の気が生まれる効果も見込めます。 最高の金運と人間関係の幸運をあらわすフライングスター(8/8)、ダブルエイトは、店の前面にあります。ここにはタワー型の水槽を設置します。これはタワーが「山」、水槽が「水」をあらわすので、マウンテンスター8とウォータースター8の両方の力を高めることができるからです。 そして水が安定した状態に見えるよう、照明で水槽を明るく照らします。 次は、テーブルと椅子の配置です。テーブルの配置で、気の流れを意図的につくることができます。テーブルはバーを中心にすべてのテーブルへのスムーズな導線が確保できるよう、5つの区画に分けて配置にします。 それぞれの区画から見て中央にレジとバーがあるので、店の中心点としての役割を果たします。この配置は、レジと顧客の間に強力な関係をつくります。 さあ、これで配置は決まりました。次は空間をより一層幸運の場所にする方法です。ここでは色と鏡で実現したいと思います。 色、鏡、照明 壁の色は五行の関係を参考に、その場所のエネルギーを高めるか、抑えるか考えながら色を選びます。 方位の性質、フライングスターにふさわしいかどうかを意識して色と照明の強弱を考えます。 鏡は、奥行きと広がりを感じられるように設置します。側面に鏡があると、空間に広がりをもたらすだけでなく、視覚的にお客が2倍いるように映るので、豊かさが倍増します。 奥の鏡はトイレとキッチンを隔てつつ、店の奥行きを2倍に見せています。店の奥行きは、商業的に耐久性が強いことをあらわすので、店の奥行きが深ければ深いほど厳しい状況に耐えることができ、成功が続きます。 照明は、店の雰囲気に大きく影響します。埋込式のダウンライトは天井も高く見えますし、カフェ・レストランにふさわしいムードをつくります。 テーブルの区画には、専用のスポットライトを設置します。 このように、風水を店のデザインに取り入れると、ビジネスが永続的に発展することができます。ぜひお役立てください。 関連する記事