トイレ・風呂の風水で知っておくべき7つの法則 インテリア風水 2019/05/162021/04/15 一般的に、家の一部としてのトイレとフロに関する風水の情報は多くありません。 風水の専門家といわれるような人々はこれまで、フロとトイレについて、できるだけ小さなサイズにし、目立たないようしなさい、そして基本的には家の中にトイレをつくらないように、とアドバイスをしてきました。 今日の私たちのライフスタイルでは、トイレ・フロは排泄、アカを落とす場所であるだけでなく、リラックゼーションルームのような使い方をするようになってきました。当然風水もそういったライフスタイルの変化に対応していくべきです。 フロが家の中で一番お気に入りの場所、という人もいることでしょう。「リラックゼーションルーム」と「排泄・アカ落としの場所」という2つの相反するジレンマをここでは解決していきましょう。 1. 南西と北西は避ける どんなに素晴らしいトイレ・フロだとしても、やはり風水では不吉な場所とされていることにかわりはありません。ですので8方位のうち南西と北西といった重要な方位につくるのはやめましょう。 北西はお父さん、家長を、南西は女家長、お母さんをあらわす方位で、この2つの方位に問題があると、それが家庭全体に様々な問題となってふりかかってきます。 風水では、常にお父さんとお母さんの運を最優先するよう言われています。両親の運が良いということは、残りの家族はその運についていくことができると考えられているからです。 ですのでトイレ・フロをこれら2つの方位につくるのはやめた方が良いのです。もしすでにトイレ・フロが北西か南西にあってレイアウトの変更ができないのなら、仕方ありません。 ですが、そのスペースの中の北西と南西に便器が位置しないようにしてください。せめてそれくらいの工夫は、多少の費用がかかったとしてもやっておいた方がいいです。 2. 成金趣味の黄金のトイレ・フロはNG 「富裕層向け」(と称される)展示会などで良く見かけますが、金メッキで装飾された便器や排水パイプは下品なだけでなく、風水も最悪です。メッキでなく本物の18Kの排水パイプや便器もありますが、これはもっとひどい不運の原因になります。「金」の上に排泄し、「金」を排水で流す、ということはトイレを使うたびにお金を捨てているようなことです。ふつうのステンレスや鉄、セラミックやプラスティックのような材質のものを選ぶべきです。 3. 玄関のすぐ上がトイレ とても多くの開発業者に人気のデザインなのは玄関の真上にトイレ・フロがある間取りのです。どうしてこれが多くの新興住宅地で標準的なデザインになったかはわかりませんが、これは風水でとても注意すべきNGパターンです。 どうして家の中で最もエネルギーの状態が良くなければいけない場所をわざわざ台なしにする必要があるのか、と思います。 夢のマイホームの頭金を支払う前に、このようなNGパターンを絶対に確認してください。すでにこのようなデザインの家に暮らしているとしたら、不運に苦しみ続けるよりは費用をかけてリフォームをするほうがはるかに価値があります。このデザインは単に不運をもたらすだけでなく危険です。 4. トイレの壁とベッドの壁は共有しない トイレ・フロの間取りを考える際には、寝室でベッドの頭側になる壁がトイレ・フロと共有しないようにしましょう。寝室の隣がトイレ・フロという間取り自体はOKです。単にベッドの頭をつける壁がトイレの壁でないかどうか注意が必要だということを覚えておきましょう。 5. トイレのカーペットは清潔に トイレの床がタイルなら実用的で維持は簡単ですが、カーペットが好きな人はメンテナンスに労力を割いてください。まずカーペットを濡らさないように心がけることと、湿気の多いカーペットは不健康なエネルギーを放つ原因となります。もしそうなってしまった場合にはカーペットを交換するしかありません。多少お金がかかったとしても、交換しないでそのままにしておくよりははるかに価値があります。 6. 大きなフロはOK。でもトイレは小さく 風水でトイレ・フロに関するタブーの中心となるのは「便器」です。ですのでスパのような大きくて美しいフロをつくりたいのなら、それはまあまあOKと考えられます。ただしトイレはできるだけ小さい方がいいです。スパにトイレのにおいが漂ってしまうことがないように、トイレは小さくして、ドアをつけた方がいいです。そうすればトイレのドアを閉めておくことができます。もしくはフロとトイレを別々にすることです。 これは不便かもしれませんが、風水の意味は大きいです。そうしておけばスパを美しく飾りつけることもできます。 7. 正しい色を選ぶ トイレ・フロを陰(いん)の場所にしてはいけません。寝室は陽よりわずかに陰のエネルギーの状態が良いです。それは寝室が睡眠の場所であり、休息し、エネルギーをチャージする場所だからです。トイレ・フロもリラックスの場所と考えるのであれば陰が少し強い方がいいと思われるかもしれませんが、それ以前にやはり排泄の場所で、そもそも陰のエネルギーが強くなりがちです。だから暗いよりは明るい場所にしてください。 色は白、クリームやパステルカラーが適していて、黒、茶色やカーキ色よりははるかに良いです。それでもダークカラーを使いたいのなら、コントラストの効いた明るい色も使って下さい。 風水で重要なのはバランス。バランス的に陽が少し強くなるような色づかいをした方が良いです。 関連する記事 リフォームを成功させる風水10のアイディア 価値をプラスするリフォームアイディア キッチン風水11ヶ条 風水で家のレイアウトを考える 家族の写真