風水の力をさらに高める魔法の比率 数字と風水 2010/03/312022/11/09 風水で、あまり知られていない素晴らしい法則を紹介します。「魔法の比率」とは、簡単な風水の法則で、家や会社で家具などの配置を決める時に活用できます。 「魔法の比率」の起源は、何千年も前にさかのぼり、風水のラッキーナンバー1、6、8の成立ちにも関係しています。 古典によると、この神秘的な比率は、天の区分と呼ばれ、その中で暮らしたり、働くことで、幸せな素晴らしい風水の恩恵がもたらされると言われています。 この風水の法則を知れば、幸せ、平穏、精神的な悟りに至ることでしょう。建物の大きさや種類に関係無く、あてはめることができます。どのような場所でも大丈夫です。 私の読者なら、既にご存知のことですが、風水はとても簡単だとお話してきました。この「魔法の比率」の法則も含め、私はこの数十年間、風水の真髄は保ちつつ、簡単に生活に取り入れるために多くの時間を割いてきました。 その結果、沢山の素晴らしい出来事に恵まれました。私はそれを「心の収益」と呼んでいます。テレビでのトークショーや、MPCなどの講座、また年に1回開催するセミナーで、心のこもったお礼の手紙や、喜びの笑顔を頂いています。 私がお伝えした風水の知識で恩恵を授かった人が大勢いるという事実が、何よりの幸せです。 天の風水である「魔法の比率」に従って、部屋の風水を簡単で正確にアレンジする方法をお教えします。家具の配置、壁に飾る絵、色の配色、植物を置く場所など、部屋や庭、事務所のレイアウト変更や模様替えをする時、魔法の比率をお使いください。違いはすぐに感じられるはずです。 そうすると、前向きな気持ちになり、家族関係が良くなり、良い事が立て続けに起きます。幸運が魔法のように流れ込んでくるのです。 「魔法の比率」とは? 1対1.618の比率のことです。このサイズで空間をつくるのです。部屋の大きさや形は関係ありません。あなたが一番長い時間を過ごす場所で、工夫して、目に見える形で「魔法の比率」を取り入れるのです。 どうやって? 下図のように、部屋の縦または横の長さを測り、1対1.618となる長さを計算します。 その縦横の長さに従ってレイアウトを考えます。たったそれだけです。 例えば、リビングの奥行きが10mだとして、幅を16.18mにする。このサイズの比率で部屋をアレンジすれば、「魔法の比率」の部屋が完成します。 部屋の長さに余りが出たら、魔法の比率でアレンジした場所とそうでない場所がはっきりと区別できるように敷物の色などを使い、調整しましょう。 一つの部屋が二つのゾーンにうまく分かれた形になるようにすればいいのです。 仮にあなたの部屋の奥行きが16mの場合、幅は、16×1.618=25.888mです。測量値はミリ単位まで完璧である必要はなく、できるだけ「魔法の比率」に近い部屋を作るのだと考えてください。 多少の誤差に悩む必要はありません。 そしてあなたがその部屋で仕事や食事、または単にくつろいで時間を過ごすだけで、風水の恩恵を受け、幸せを感じるでしょう。 家の場合 部屋が極端に細長かったり、または狭くても「魔法の比率」の空間をつくることはできます。「魔法の比率」で部屋をアレンジしたら、その部屋で感じていた窮屈さや圧迫感は消えて無くなります。 人生の障害も無くなり、全てが楽に成功へ向かいます。 間仕切り、パーテーションを利用して「魔法の比率」の空間を作っても良いですし、床の色を変えることで調整をすることもできます。 家具の置き方にも「魔法の比率」を応用しましょう。サイドボードや重厚な家具は、ごく自然に部屋を区切ることができます。すべての部屋で「魔法の比率」を上手に使ってレイアウトを考えましょう。 部屋を「魔法の比率」でつくり変えたら、すぐに居心地の良さ感じるはずです。 特にリビングと寝室には「魔法の比率」を使いましょう。 会社の場合 会社でも方法は同じです。カーペットや壁の色の区別で、正確に「魔法の比率」の空間をつくることです。これから改装を予定している人は、成功の運を招くために、ぜひ「魔法の比率」を使って部屋を作りましょう。恩恵は想像以上のものになります。 ロビーは「気」が出入りする場所ですので、「魔法の比率」を積極的に使いましょう。目に見える形でしっかりと区別して、風水が改善されていくプロセスを楽しみましょう。社員も幸せになり、業績は上向き、多くの利益がもたらされます。 庭の場合 どんなに狭い庭でも木や生垣、芝などを使って「魔法の比率」をつくることができます。手入れの行き届いた庭は、風水の恩恵をもたらす素晴らしい「ブライトホール効果」になります。 まず、正確に庭の縦と横の長さを測ります。マンションに住んでいるなら、ベランダに植物を置いて「魔法の比率」をつくりましょう。とても効果的です。 ピタゴラス ここで不思議な偶然を紹介します。古代ギリシャの数学者ピタゴラス、彼の天才的な定理と思想は、後に様々な文化圏で数秘学に反映されました。 彼の研究の中で「黄金比」とよばれる比率は、風水の「魔法の比率」と全く同じ値です。これは私にとって驚きの発見でした。 ピタゴラスは、黄金比で造られた長方形を黄金の長方形と説明します。黄金の長方形は、人類の幸福に最も有益な形と伝えました。それ以来、多くの賢者達は、この比率が自然の至る所で使われているのを発見しました。それは巻貝の螺旋から特定の花の花弁の形まで、実に様々でした。 古代の建築家たちもこの比率を用いて多くの有名な建築物を世に残してきました。例えば、エジプト、クフ王のピラミッド内にある会議所は黄金比でつくられています。特に王の会議所は、黄金比の値を正確に測って建設されていました。 ギリシャ、アクロポリスのパルテノン神殿もこれと同じ1:1.618の法則で建てられました。 同じような例は、インドのタージマハルやフランスやポーランドの大聖堂にも見られます。 役立つヒント ・写真を入れるフレームに魔法の比率サイズにする ・魔法の比率のサイズの鏡を使う ・魔法の比率のサイズの食卓を使う ・魔法の比率のサイズのコーヒーテーブルをリビングで使う ・バルコニーに比率に従って植物を植える 関連する記事 数字の持つ風水的な意味を理解する