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不吉な贈り物

心のこもった贈り物なら、どんなものでも相手に気持ちを伝えることができると、一般的に思われていますが、残念ながら不吉な贈り物というのが存在します。

プレゼントを喜ぶ男性二人

不吉な贈り物に、どんなに心をこめたとしても、相手の運気を下げ、お互いの関係性を悪化させます。風水で不吉とされている贈り物を5つ紹介します。

1.刃物

ナイフ
刃物は、贈り物として意外に人気があるようです。包丁、短剣、ハンティングナイフ、レターオープナー、ペンナイフ、はさみ、アーミーナイフ、刀、剣、電動のこぎりなどは贈り物として不吉です。
理由は、刃物が直接的に友情を傷つけること、そして鋭利な刃が「殺気」を発し、それが相手に不運をもたらすからです。

2. 時計

時計
時計は、特に西洋で人気の贈り物です。目覚まし時計、壁掛け時計、懐中時計、腕時計など、さまざまな種類があります。
しかし時計は、時間の経過を刻む道具であり、生きている時間がどんどん短くなることを暗示します。これが時計を贈るのが不吉とされている理由です。
また、風水が盛んな香港を含む広東語圏では「時計を贈る」と「葬儀に出席する」の発音が同じことも不吉と考えられる理由です。

3. 赤いバラの花

バラの花束
赤いバラが不吉な贈り物だというのは、にわかに信じがたいかもしれません。特に、茎が長く、鋭いトゲを持つ赤いバラは最悪で、二人の関係を悪化させます。
恋人に赤いバラの花束を贈ったとしたら、どれほど愛情をこめても、二人の関係が終わるきっかけとなります。

赤ではなく、黄色、クリーム色、ピンク色のバラならOKです。風水では、黄色いバラが愛情を高めるのに効果的だといわれています。恋人に渡す前に、トゲをすべて抜くのを忘れないでください。

また、イギリスでは入院中の愛する人に赤と白のバラを贈るのは非常に不吉だと信じられています。快方の祈りをこめて病人に花を贈るのは世界共通ですが、赤と白の花が届いた場合、イギリスの病院では患者に届かないように配慮します。赤と白の花束は死を願うものだと考えられているからです。

4. 靴

靴
風水の盛んな広東語圏で「靴」と「ため息」は発音が似ているので、非常に不吉な贈り物だといわれています。人に靴を贈ることは、その人に不運を贈るのと等しいと考えられるからです。

5. ハンカチ

ハンカチ
ハンカチも、古くから不吉な贈り物だといわれています。ハンカチは、汗や涙を拭うために使われるので、悲しみやストレスを連想されるからです。
ハンカチを贈ることは、相手が将来たくさん泣くことを期待していることを暗示し、不吉な気を生み出します。

対策方法

このような贈り物を受け取った場合はどうすればいいのでしょうか。受け取る前に、少額のお金を儀式的に渡します。紙の紙幣ではなく、金属製のコインがベターです。この儀式をすることで「贈り物」が「購入した物」に変わるからです。

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