塀の風水 シンボル風水 2024/08/092024/08/09 塀(へい)やフェンスは、敷地の境界線を示し、侵入者を防ぎ、風水を反映させる範囲「太極(たいきょく)」を明確にする上で重要です。 塀が風水にかなっていると、そこで暮らす人が幸運に恵まれます。最も重要なのはサイズ的なバランスです。ここでは、風水を左右する塀の条件をご紹介します。 1. 塀の高さ 塀は、建物の高さとのバランスが重要です。平均的な2階建ての家なら、1階の天井高よりも低く、家で最も背の高い人の身長より高いくらいが最適です。 塀が建物より高いのはよくありません。家よりも塀が重要になってしまっては本末転倒です。侵入者を防ぐ上では効果的ですが、家に訪れるべき幸運を妨害します。 2.ツタ・つる植物は危険 ツタやつる植物が塀をつたってないか注意してください。こういった植物は、いつのまにか塀をつたい、そこで暮らす人の精神的・身体的な健康を乱します。 この影響は、争いをあらわすフライングスター「3」の不運と似ていて、家族はくだらないことで口論するようになり、争いの絶えない家になってしまいます。 塀が半分占領されたら、法的なトラブルに巻き込まれ、その後状況がどんどん悪化します。ある風水師によると、うつ病や自殺の原因にもなるそうです。 3.苔(こけ)に注意 塀の日当たりの悪い部分が、苔に覆われているとしたら、さらに悪い状況を招きます。浮遊霊を引き寄せる強い陰の気を発するので、中毒病などのリスクが高まります。 苔がつかない外壁塗料を使って防いでください。塗料が割高になるかもしれませんが、気のレベル低下によるリスクは甚大で、お金にはかえられません。 4.塀と玄関の間に空間を 塀と玄関の間に少なくとも2.7メートル (約3歩)の空間が必要で、広いほど幸運がもたらされます。 玄関の前にこのような空間がないと、気が良い状態で落ち着く場所がないので、幸運は消えてしまいます。このような家では、いつもお金がなくて悩みます。 5.有刺鉄線は絶対にダメ 塀の上に有刺鉄線をはると、外観が監獄のようになるだけでなく、風水でも非常に悪影響となります。見た目だけでなく、本当に最悪です。ここで暮らす人は、幸運に恵まれることがなく、成長できなくなります。 自分の家ではなく、近隣の家にある有刺鉄線も、深刻な不運の原因になります。この影響を受けてしまうと、経済的に安定することはなく、家族は日々貧しくなります。防犯の方法は有刺鉄線以外にもあるはずです。 6.高すぎる塀は家を飲み込む 要塞のように高い塀に囲まれた家は、塀に飲み込まれます。塀が家よりも高いとさらにひどく、家と同じ高さならまだましです。 塀は、家の基礎と同じ高さから建っているべきで、家よりも高い位置から建っていると、まるで家が塀の中で溺れているようになり、致命的な風水の悪影響を受けてしまいます。 このような家では、何をやっても常に失敗します。家を上げるか、塀を下げることです。 7.向かいの家の塀 平らな土地にあり、向かいの家の塀があなたの家のものと同じ高さならOK。向かいの家の塀があなたの家の塀より高いのは、不運の原因になります。 2つの塀が向き合っていると、低い方の家族が常に不利になります。 また、向かいの家の塀がしっかりとしたレンガで、あなたの家は金網フェンスだとしたら、常に不利になります。 向かいの家があなたの家より高い位置にあると、その家は「山」をあらわします。正面に山があると、大きな障害の原因になりますが、フライングスター風水で幸運のマウンテンスターが正面にある場合は、例外的に「山」が幸運をもたらす可能性があります。向かいの家(山)が人間関係の幸運と、並外れた健康運をもたらします。 向かいの家の屋根やひさしが三角形で、あなたの家に直接向いていると、殺気が向けられていることをあらわします。殺気から家を守るためには、向かいの家よりも高い塀を建てる必要があります。 8.正面と背面の幅 敷地の正面側が広いと、家のデザイン的には有利です。背面側と正面側の幅が同じ、長方形の敷地は、そこで暮らす人の運勢はバランスがとれたものになります。 正面側が広く、背面側が狭いと、あふれるほど多くの幸運が入ってきます。ある風水師によると、その家の居住者は周りから見るよりはるかに裕福になるのだそうです。 正面が背面よりも狭い家の人は、お金を使うことを嫌がるケチな傾向があります。 9.ゲートの両側の高さを揃える 正門の両側は高さを揃えて、対称的に見せるのがベストです。片側だけ高いのはよくありません。高さが水平でないと、家長に不運が及びます。 左側が高いと、夫が妻を捨てて他の女性と関係を持つことになります。 右側が高いと、家長は寿命が短くなり、早死します。 10.塀の「窓」 塀に窓をあける人がいますが、これは風水で隣人との友好的な関係を失う原因となります。 塀に複数の窓があると、窓がどんなに小さくても争いを多く引き起こし、訴訟になることがよくあります。 塀に窓があるのは不吉です。塀の目的は、侵入者を防ぐこととプライバシーの両立ですが、窓があるとどちらの目的も達成されません。 家を泥棒から見えなくするサイとゾウの置物や、損失防止の護符を飾り、不運を防ぐことです。 しかし、この風水のタブーには例外が1つだけあります。T字路にある塀には、道路が突き当たる部分に窓を開けると、悪い気を散らしつつ、幸運の気を家の中に招くことができます。窓を八卦の形にして格子をつけるのもよいでしょう。 11.四角い家に円形の塀 四角い家を塀で丸く囲むと素晴らしい幸運に恵まれます。「地」をあらわす四角を、「天」をあらわす円で囲むと、「天が地を守る」、となり、風水の幸運に恵まれます。 この形の組合せには、家に向けられるあらゆる不運を克服する力があります。 12.門柱には守護神を 門の両側に守護神をペアで設置するのは非常に有効です。門の内側から見て左にメス、右側にオスを配置します。 守護神は、フードッグ、ピヤオ、麒麟などの幻獣がよいでしょう。天の幻獣をペアで設置するのが基本ですが、鼻を上に向けたゾウや、ラクダ、虎などの動物をペアで設置するのもよいでしょう。 私の家のすべての門は、カラフルなピヤオで守られています。私は、ピヤオが凶暴な生き物ではない点が気に入っています。また、彼らのルックスも好きです。 そして、家の玄関の左右には金色の鳳凰をペアで設置しています。霊的な力を持つ鳳凰が玄関にもたらす守護力は大きいです。 鳳凰の横にはフードッグをペアで置いています。 玄関の内側には、ネフライトの塊を彫り出したゾウの置物をペアで飾っています。 天の守護者によって守られている家では、安らかに眠ることができ、心配や不安がなくなります。 関連する記事