心を軽くする風水デトックス

私たちは日々、ガラクタを驚くほど集めています。人も家も、常に集め続けます。心もそうです。邪念は、いつでも心に侵入してきます。試しに１分、心を静寂の状態にしてみてください。それがどんなに難しいことかわかります。


思考は移り変わります。記憶の引き出しから次々と意識の中に、自動的に入ってきます。
家も同じです。どの部屋にも色々なものが置いてあります。
大きなもの、小さなもの、おもちゃ、ガラクタ、こういったものが私たちのストレスを作っています。
片付いていない部屋、ごちゃごちゃなクローゼット、机に積みあがった書類、これらはすべてストレスを増やす原因になります。
普段は気がつかないかもしれませんが、何か大事なことを頑張って成し遂げようとする時に、ガラクタに足を引っ張られ、集中力がそがれます。心のガラクタも、家のガラクタも、実は両方とも人の心が作りだしているのです。

捨てる基準

ガラクタか、そうでないかを判断するのは自分の主観的な判断基準です。他人の所有するものは、その人のものです。その人にとって大事なものでも、あなたにとっては何の意味もないガラクタという場合もあるでしょう。いらないものを捨てるという行為は、あなたがガラクタと判断したものを捨てることで、では何がガラクタなのかを判断するのは自分自身です。

大切なものはとっておく

あなたに喜びを与え、笑わせ、インスピレーションをもたらすものは何でも、それはあなたのエネルギーとなるので、大切なものです。好きなものに囲まれているとあなたは強くなります。良いものの放つエネルギーとあなたのエネルギーが響きあうからです。

悪い思い出のガラクタ

苦痛、怒りを引き起こす、ストレスを感じたり、不幸な出来事を思い出してしまうようなもの、疲れるもの、脳の動きを悪くするもの、不快に感じるものはすべてガラクタです。こういうものはすべて捨て去るべきです。そうすれば２度とストレスに悩まされることはありません。
新聞、雑誌、紙袋、カーテン、絵画や装飾的なオブジェ、大きいもの小さいもの、価値のあるもの無いもの、色々とありますが、あなたにとってガラクタならは、捨てるか、誰かにあげるか、売ってしまいましょう。

心を軽くする家のデトックス

1.はじめに

リストを作りましょう。心を整理することからはじめます。そうすれば途中で立ち止まらないですみます。
清潔で整頓されていて、幸運をもたらすエネルギーを持った家をイメージし、やる気を引き出してください。
1部屋あたりの作業時間も決めてしまいましょう。１週末につき１部屋の作業といった具合に。

2.システマティックに

各部屋に、ノートを持って入り、１０分で捨てるものリストを作成します。それが終わったら、どの部屋から着手するか優先順位をつけます。部屋ごとに、家族の中から担当者を割り当てます。担当制が無理なら、日程で調整します。

3.優先順をつける

重要度の低い部屋から先にはじめ、重要度の高い部屋は後にまわします。こうすることで、作業が途中で終わることなく、最後までやり遂げられます。

4.作業部屋をつくる

部屋の１つは作業室として使います。修理予定のものや他人にあげるもの、売るものを一時的に置いておきます。

5.ゴミ袋を買う

ゴミ袋はあなたの家と心が必要としないガラクタを入れるものですので、大きくて丈夫なものを買いましょう。ゴミ捨ては本当に精神の良い治療となります。
「捨てる・捨てない」を迷って、ストレスにならないよう注意しましょう。迷ったら捨てないでいいです。半年後の次の機会に捨てればいいのですから。ガラクタを捨てるのがうまくなってくると、自然と所有欲、物欲がおさまってきます。大掃除は年に１回か２回、定期的にやりましょう。

6.壁の修繕

壁の、はがれたペンキや壁紙は補修しましょう。壁はなるべく３年に一度は新しくしましょう。金銭的に余裕があれば業者に依頼してもいいですし、日曜大工でやってもいいです。
部屋を好みの色にするのは楽しいことですが、色に迷ったら白でOK。白はどんな部屋にもあう、陽の色です。塗り始める前によく磨いてください。古くなったエネルギーをリフレッシュするイメージで。

7.光のリフレッシュ

光と風は家のエネルギーをリフレッシュする要素です。アップライト、ランプなど、新しい照明器具を買いましょう。光は家の雰囲気をダイナミックに変えます。窓辺の日光が当たる場所にクリスタルを飾ってください。
日光は家の中のエネルギーを再生する力を持っています。
壁、クッション、枕、カーペット、カーテンにも日光をあてましょう。そうすると新鮮な陽のエネルギーが家を満たします。

8.風を入れる

作業がすべて終わったら、窓をあけて風を入れます。家と心に新しい「気」が流れ込むのを感じてください。