風水のよくなるインテリアデザイン インテリア風水 2022/02/252022/11/02 家の気を常に元気な「陽」の状態に保つ風水のデザイン的な工夫についてお話しします。これは、ワンルームの風水にも応用できます。 1: よい気の流れ – 空間をオープンに使う 家の設計において、小さな部屋で小分けにするよりも、オープンな大部屋にすると使い勝手がよくなると考えます。 大きなワンルームがいいと言っているのではありません。壁で仕切るのではなく、空間を目的に応じて床や天井、壁のデザインで分けることもできるということです。 この図では、キッチン、リビング、ダイニング、3つの目的の異なる空間が1つの大きな部屋の中にあります。 リビングとダイニングは壁で仕切られているのではなく、家具の配置、壁の色、家具のデザインの違いで分かれています。 ポイントは壁紙です。壁紙はコストをそれほどかけることなく使え、たった1日の工事で家の気を新鮮に生まれ変わらせます。 壁紙は色々なデザインを選ぶことができ、貼りかえるたびに家のエネルギーが生まれ変わります。 この図ではリビングにソファがあります。ソファからキッチンが見えますが、キッチンはリビングと反対側にあります。 リビングとキッチンの間はダイニングが隔てています。このような間取りは、来客が多い家に適しています。 客がリビングでくつろいでいる間、キッチンから料理の良い香りが漂い、料理ができたら自然とダイニングに流れます。 このようなデザインなら、1つの大きな部屋の中でも、用途にあった機能を活用できます。風水的には、気の流れが滞ることがなく、幸運を受けることが容易になります。 2: 素材で遊ぶ – 生地、家具、壁紙 大きな部屋をいくつかの異なる用途に使うのなら、それぞれの空間を視覚的に分けることが重要です。床、壁紙、天井の3つのデザインを工夫し、視覚的に境い目をつくればいいのです。 センスと遊び心を発揮し、住人が幸せに感じるようデザインしましょう。 この例では、床に「大理石」と「木」という2つの異なる素材を使っています。メインの床は大理石、壁ぎわに木材のフローリングという組み合わせです。同様に、カーペット、タイル、石材など自由に組み合わせたデザインが可能です。 天井には装飾的なパネルを用いて、適度な凹凸でアクセントをつけて楽しんでいます。 リビングには高さのある天井を、食卓の上は親近感を深めるための低い天井を使うといった工夫を施しました。 このように天井を工夫すると、同じ部屋の中で2つの異なる目的の空間をうまく分けることができます。 壁のデザインは単調になりがちですが、壁紙のデザインで遊び心を加え、良い雰囲気の部屋をつくる工夫ができます。 良い空間づくりのために、異なるデザインの壁紙を使うことを検討するのは良いアイディアです。壁をカラフルに塗ったり、幸せを感じるようなデザインの壁紙を使いましょう。 風水を取り入れ、方位にふさわしい色や素材を選びましょう。インテリアデザイナーになったつもりで、創造力を発揮し、大胆に。ためらうことはありません。 このように目的の異なる区分を1つ1つデザインすることで、大きな1つの部屋がいくつかの小さな部屋になります。 デザインのヒント 1 単調なデザインではなく、見て心がときめくものを選ぶ。 3: 色で遊ぶ – 風水を取り入れる 色と材質は家に「陽の気」をもたらすものを選びましょう。 色を決める時は、風水も気にしてください。下の表は八卦という風水の基本的な考えに基づいています。この表に従うなら、北東のリビングは濃い茶色や黄色といった「土」の色、赤など「火」の色をあわせる、というかたちです。 八卦・八方位と色 方角 五行 調和する色 高める色 北 水 青、黒 白、グレー、金、銀 北東 / 南西 土 こげ茶、黄 赤、紫、ピンク 東 / 南東 木 緑 青、黒 西 / 北西 金 白、グレー、金、銀 こげ茶、黄 南 火 赤、紫、ピンク 緑 これと同様、毎年のフライングスターチャートを参考に、色を選ぶこともできます。良い星の場所にエネルギーを高める色、悪い星の場所にエネルギーを抑える色を選ぶという考え方です。 年のフライングスターと色 方角 フライングスター 色 / 柄 北 1 青、黒、白、金、銀、波柄 北東 8 ベージュ、サンド、黄、赤、四角柄 東 3 赤、金、三角柄 南東 4 青、黒、緑、花柄 南 9 赤、ピンク、三角柄 南西 2 白、金、銀、丸柄 西 7 青、黒、波柄 北西 6 白、金、銀、丸柄 *表は2022年のもの このように壁紙で年の不運のフライングスターからの影響を抑える利点は、広い範囲に対して効果を発揮できることと、壁紙を毎年必ず変えることになるので、それによって家のエネルギーが毎年高まることです。 デザインのヒント 2 毎年のフライングスターチャートにあわせて壁紙を選ぶ デザインのヒント 3 風水で忘れてはいけない3つのこと: 気の流れのよい家具の配置 元気になる素材 遊び心のある色と壁紙 関連する記事