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寝室はどの部屋がベスト?風水で部屋割りを考える。

誰がどの部屋で寝るか、悩むところです。単純に割りふってしまうこともできますが、運を直接的に左右します。

図面
では、どのように決めればよいのでしょうか?
1つ目の基準としては、クアナンバーがあります。クアナンバー計算機を使い、家族全員のクアナンバーを調べます。1,3,4,9は東グループ、2,6,7,8は西グループに分類されます。
図中の緑色で示した方角(N=北、E=東、SE=南東、S=南)は東グループの吉方位、グレーの方角(W=西、NW=北西、NE=北東、SW=南西)が西グループの吉方位です。

八方位

クアナンバーは、生まれ年から個人の吉凶方位がわかるので簡単です。部屋割りのヒントが1つ見えてきました。
吉凶方位と間取りがうまく合えばよいのですが、そうとは限りません。
クアナンバー以外の判断材料もここで紹介しておきます。

「絶命」は避ける

例えば、あなたのクアナンバーが西グループで、東グループにとっての吉方位しか選べない時は、凶方位の中でも「絶命」の方角でないことだけは、少なくともクリアしてください。

物理的な影響も重要

次に確認すべきことは、部屋の形が幸運を受けやすいかどうかです。寝室にはふつうクローゼット、窓、ドアがあります。また多くの寝室では、あらかじめベッドの位置が決められています。
しかし、頭を吉方位に向けて寝ることも、風水の恩恵を受けるために重要です。

ヒント1:吉方位に頭を向けて寝れる部屋を選ぶ努力をする
間取図
ドアから寝姿が見えないようについ立てを設置。
ベッドの頭と接する壁にアクセント装飾をプラス。

ベッドの周囲からの影響

次に確認すべきことは、ベッドの周囲の影響です。柱の角の鋭角は殺気をベッドに向けて放つので絶対に避けてください。そうでないと病気になります。
ドアにまっすぐ頭を向けて寝るのも避けなければいけません。これは寝室風水の基本ルールの1つです。
トイレの壁に頭をつけて寝るのも風水の有名なタブーです。
このように、睡眠をおびやかす風水の要素がないかどうか、1つずつ確認していきます。そして問題をはっきりとさせ、1つ1つ解決する、これが正しい風水実践の姿勢です。

解決例1

図の例は、家の南にある寝室で、クアナンバーが東グループの人に適しています。しかしベッドがうまくおさまる壁は西の面しかなさそうです。
もし、ここで寝る人にとって西が「絶命」だとしたら、あらためてベッドの置き方を考え直さなければなりません。

間取りを見ると、北と南に頭を向けるのは難しそうです。
北にベッドの頭をもってくると、ドアとクローゼットに挟まれたギリギリの狭苦しい配置となり、閉所恐怖症的な圧迫感を睡眠中に受けるので、不運の原因になります。
南も同じようにギリギリの場所にベッドを置くことになりますし、窓と壁の境に頭をつけて寝ることになってしまい、うまく工夫することは難しいように見えます。
すると消去法で、東の壁にベッドの頭を持っていくしかありません。
この場合、部屋の出入口からまっすぐの位置に頭がくるという風水のタブーにあてはまります。
これを解決するためにドアとベッドの間にパーテーションを設置しました。すると問題は解決し、同時に部屋にちょっとした玄関ホールのようなスペースが生まれるので、陽の気がたまりやすくなり、風水が良くなります。

ベッド

もう1つの問題である、トイレの壁に頭をつけて寝るという風水の重大なタブーをクリアするために、壁にアクセント装飾的なパーテーションをつけました。これでトイレの壁と頭の間に物理的なバリヤができました。デザイン的にも良く見えます。

解決例2

間取図2

2つ目の例は、家の西にあるL字形の部屋です。この寝室で寝るのは西グループの人です。だから吉方位に頭を向けて寝るためには、図の配置が唯一の場所となります。
部屋の様子を見ると、広くなっている部分にドアがあり、ドアに向かって鋭角が向いて殺気を発しています。
ドアの対角線上にある壁の継ぎ目部分が尖っているので、このままでは部屋に出入りするたびに殺気を受けてしまいます。

つい立

これを解決する際にも「パーテーション」が役立ちます。尖った角はついたてを設置したことでドアを直撃することはなくなりました。
もう1つの恩恵は、L字形の部屋を2つの四角い部屋として区切れたことです。ドア寄りの部分が生活エリア、奥側を寝るための空間として使うことができます。ワンルームの風水としても応用できますね。
これによって吉方位である西に頭を向けて寝られますし、部屋に「陰」と「陽」2つの空間ができて、運を高めやすくなります。

ヒント2:パーテーションで殺気を防ぐ

中央部分にパーテーションを設置し、殺気を防ぐことができました。変形の部屋を2つの四角い部屋として使うことができ、風水が改善しました。

ヒント3:壁紙で運気アップ

次は、フライングスター風水も考慮してみます。家の正面方位と建った時期からその家のフライングスター風水のチャートがわかります。
そのチャートを間取図にあてはめると、部屋ごとに必要な五行の要素がわかります。風水を良くするデザインとして、壁紙、壁の色や床材、カーペットに五行の要素を補うと、運気を高めることができます。
壁紙やカーペットは、デザイン的に美しいだけでなく、風水目的としても有効なのです。

ヒント4:部屋の方位と形から検討する
ヒント5: 部屋にふさわしい五行の要素をデザインに取り入れる

フライングスター風水について、リリアン・トゥーのシークレット・オブ・ハウスチャートに詳しい説明があります。

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