土地を買うとき、家を建てる前に、土地そのものの風水を見きわめておくことは、長期的に見て大切です。
土地の風水の良し悪しを見るのはそれほど難しくはなく、誰でもできます。
ご自身で風水の良し悪しを調べるための方法を2つお教えします。2つとも穴を掘る必要があります。
風水の「良い土地」「悪い土地」があるといわれますが、自宅の土地、もしくは家の一帯がどうなのか、調べてみましょう。
風水の古い書物によると、「良い土地」とは富と豊かさをもたらす土地のこと、「悪い土地」は、富と豊かさが流出するところです。
良い土地は人間関係における調和をもたらし、悪い土地は悪い人を引き寄せ、悲しみをもたらします。
土地の良し悪しの判断に重要なのは「土の質」です。非常に重要なことなので、徹底的に調べても良いくらいです。
風水で土地を見るといえば、土地の形について述べることが多いのですが、それにもまして土の質は重要です。
木くず、鉄くず、石炭のかけらなどが混じっている土は、良い土地の条件として「あってはならないこと」と、風水の古い書物には書かれています。
確かに、「ごみ」「くず」「かす」と表現されるものが土に混じっている土地が不運の土地なのは理解できますね。
現代では、ペットボトル、ビニール袋、壊れた皿や鉢、不用品が埋まっている土地も同じく不運の土地とみなされます。まずこのポイントをはずしてはいけません。
そしてさらに土地の良し悪しを調べるには、少し掘って確認する必要があります。
穴を掘って埋める
土地の中心部に立ち、大きなショベルで背の高い木を植えるのに十分な程度の穴、少なくとも1メートル四方の穴を掘ってください。
掘り終えたら土を穴に戻します。
そこで暮らすのは良くありません。いつもお金が不足し、時々人からだまされます。
金運の可能性を調べる
コンパス(方磁石)で土地の南東にあたる場所を特定します。
ここに先ほどよりも大きな穴、約3メートル四方の穴を掘ります。
次に、ホースで穴に水を注ぎます。
穴に水が満タンになったら水を止め、ゆっくりと20歩穴から離れてください。
そしてまた穴の位置に戻ります。
戻った時の穴の状態はどうでしょうか。
この2つは古くから知られる方法で、要約すると、スカスカの土よりも、密度の高い土の方が良いということです。
そして地下に何もない土地よりも、川の流域のような地下水がある土地が繁栄の可能性を秘めている、と考えられます。
せっかくですから、良い土地の上に暮らしたいものです。