You are here
Home > 人間関係風水 > 火の儀式で心を浄化する

火の儀式で心を浄化する

道教の風水術「タオイスト風水」には、数々のまじないや呪術的な儀式が存在します。ここでは、幸せに暮らすために、家庭で簡単にできる心の浄化法をご紹介します。

焚火をする女性
とても強力な「火の儀式」ですが、やろうと思えばいつでも家でできます。あなたが断ち切りたい、消し去りたい、完全に忘れたいと願う、全ての嫌な出来事、憎しみ、悲しみ、不幸の原因や負の感情を全部焼き尽くすことができます。

火を使うので、家の庭や近所の広場など、広々していて静かな場所で行います。

  • 儀式中に座るための敷物
  • 乾いた木
  • 着火剤or可燃性燃料
  • 短冊(数枚)と筆記具
  • 黒ゴマと粒マスタード
  • を用意してください。

    1.短冊に書き出す

    短冊に心のストレスの原因、過去に起こった思い出したくない出来事など、消したいことを書き出します。火が燃やし去るので、何もかもすべて書いてしまいましょう。

    2.言葉を清める

    黒いつぶ
    次に黒ゴマとマスタードシーズ(粒マスタードのサラサラな状態のもの)。これがあらわすのは、あなたが怒りにまかせて人に言ってしまった言葉、過去にあなたが流して人を傷つけた悪い噂です。過去にあなたが人を苦しめてしまったことを清めます。

    3.絵を描く

    へびの絵
    短冊に小さく「さそり」と「へび」と「蛙」の絵を描きます。これは、あなたが企てた悪だくみ、人に向けた悪意、悪い噂や害のある意地悪な気持ちです。各絵を切り抜いて、かたわらに置いてください。これも後で燃やします。

    4.穴を掘る

    庭の土を掘り、小さなに穴をつくります。これは17時から21時の間に行ってください。そして短冊に無限をあらわす∞を描き、掘った穴の中の平らな場所に置きます。
    ∞を描いた短冊の上に、炭を重ねて置き、炭の上に乾いた木を乗せます。着火剤や可燃性燃料に火をつけて、勢いよく燃やします。
    無限のマーク

    5.黙想~浄化

    火の勢いが安定したら、穴の前に座り、紙に書いた諸々のことを黙想してください。黙想が終わったら、さそり、へび、蛙の順に絵を火に投げ入れます。
    これらが燃えることで、あなたの心の汚れや毒、人から悪く言われて気にしていることや、諸々の困難がきれいに清まり、浄化されます。そして短冊を火に投げ入れましょう。
    焚火をする女性
    短冊の紙が燃えてなくなるのをしっかりと見とどけてください。そうすることで、負の感情が消え去り、心に開放感が訪れます。この段階で、過去の自分を許すことができるはずです。

    何かを恐れていることがあるのなら、そのことを短冊に書いて燃やしてください。
    この儀式をすると、自分が描くイメージに近づくことができます。
    最後まで火が消えないようにし、必要なら木を追加しましょう。

    次に、黒ゴマとマスタードシーズを手に持ってください。これはあなたのネガティブな考え、有害な行動、邪悪な心をあらわすものだとイメージしながら火に投げ込みます。
    粒がパチパチと音をたてて燃えるのを見ながら、自分の悪い部分が清らかに解き放たれ、浄化されていくことをイメージしてください。これが儀式で最も重要な部分です。
    自分と他人のネガティブな考えと行動、たとえそれが意図的でなかったとしても、浄化することはとても重要です。
    黒ゴマとマスタードシーズが火に入り、燃え、あなたが他人を苦しめてしまった過去の苦い経験と後悔の思いが去っていきます。
    すべてが燃え尽きるまで見届けてください。燃え残りのないようにしてください。

    6.埋める

    最後に、火が消えるのを待ち、穴を埋めます。あなたの負の感情やことがらは、すべて大地に還ったのだとイメージしてください。

    これで終わりです。

    Top