玄関でお香を焚く出世と厄祓いの儀式 フライングスター風水 2020/06/122021/04/10 玄関のある方位でお香を焚くという、隠れた風水の秘術を紹介します。 イメージ図。魔法陣の配列ではありません。 9パターンのフライングスター風水チャートが並んだ「81マスチャート」は、建物の中で変化するエネルギーの分析力を一層深め、時間で変化する風水の影響をより深く、より繊細に効果があらわれます。 フライングスター風水の実践者なら、建物の完成年と今の年に基づいて建物内のエネルギー状態を見極めることができます。なぜなら、時間で変化するチャートの読み方を知っているからです。9マスに配された1から9までの数字の動きと意味は、年およびピリオドごとのエネルギー変化を理解する基礎となります。 はじめに、洛書(らくしょ)の魔法陣(まほうじん)と呼ばれる中央が「5」のフライングスター風水基本チャートと、9つの数字の意味、数字の規則的な動き、15という数字があらわす意味を理解する必要があります。数字の独特な動き方は禹(う)帝の9歩とも言われます。 禹帝は、甲羅に魔法陣(フライングスター風水の基本チャートの数配列)が描かれた亀の神話で有名な伝説の皇帝です。伝説には、洛河(らくが)から出た亀が皇帝に9マスの魔法陣を示す姿が描かれています。 禹帝は、魔法陣がいかに重要か直感的に理解し、すぐに数字と意味を解読し始めました。その後、彼は9つの数字の規則的な動きが示す経路に従って、国内を旅したといわれています。 禹帝は、魔法陣に数字の対称性があることを理解しました。9つの数字は3マスが3段に水平に配置されていて、3に中央の5をかけると15、ということを理解しました。 縦・横・斜、どの3つの数字を足しても15になることにも気づきました。 15は月の満ち欠けを示し、9マスの対称性は時間の経過をあらわします。 また、9マスは、9が元となる数字を示します。ある数字に9をかけた数の桁を足すと9に戻ります。9×3=27、2+7=9。9×4=36、3+6=9といった具合に。 9の倍数はどれも桁を足すと9になります。このように9と9の倍数には意味が含まれます。 このように魔法陣には、宇宙エネルギーの秘密が数多く含まれています。この説明はほんのさわりですが、魔法陣そのものが強力なので、特性をうまくとらえると、幸運が強化され、建物の居住者に繁栄と豊かさをもたらし、障害や困難を克服することができます。 中央が1~9の9パターンのチャートをつくり、規則通りに配置すると81マスのチャート(下図)ができ上がります。 「81マスのチャート」は、9種類、9グループ、計81種類の地の神の存在を示し、地の神にお香を捧げアクセスするという風水の実践法があります。地の神にはそれぞれ好みの香りがあり、地の神を介して太陽の神と月の女神を呼び出すことができます。 上が南。例)玄関が南東の場合、左上のチャートを選択。3=南東、4=中央なので玄関の南東(3)か中央(4)でお香を焚く。 太陽の神の力を借りる昇進の儀式 81種類の地の神を通して太陽の神につながります。三本足の赤い鳥は足が数字の3をあらわし、太陽の男性的な「陽」のエネルギーをあらわします。三本足の赤い鳥のシンボルとともにお香を焚き捧げると、太陽の素晴らしい光の力を家の中に取り込むことができます。 この法則は出世や昇進、大臣や将軍が階級の昇進を求めた時に推奨されてきた、風水で長きにわたり秘密にされてきた法則の1つです。 81マスの中で自宅の玄関の方位のチャートを見て、「3」の方位に三本足の赤い鳥を飾り、アガーウッド香を焚く、と出世、昇進します。 図右の三本足の赤い鳥は太陽の神を、図左の白うさぎが月の女神を象徴します。 月の女神の力を借りる 月のシンボルは白ウサギで、月と関連する数字は4です。81マスチャートで自宅の玄関の方位のチャートを見て、4を探し、そこでググル(Guggle)香を捧げると、月の女神のパワーを呼び起こすことができます。 これは病気や人生の障害、苦痛、特に悪意ある人による有害な行動や嘘、敵による噂や悪口に関する「陰」のエネルギーを克服するのに有効です。 「81マスチャート」を使い、地の神にお香を捧げるという魔術的な実践法は古代の風水師の秘術で、書面で伝えられることはほとんどありませんでした。通常は師匠が香を焚きながら弟子に口頭で伝授されました。そのため秘術に名称はなく、9パターンの魔法陣は図解ではなく口頭で説明されました。 単純にその方位でお香を焚くというのが、あなたの人生を上向きにする強力な秘術の簡易版です。玄関の近くの正しい方位にお香を焚き、燃える炎と上がる煙を見てください。 三本足の赤い鳥、白ウサギの置物があればさらに効果的ですし、適切な種類のお香があればより良い、というふうに考えてください。 関連する記事 お金のなる木がトラブルのもと?