大統領を苦しめるホワイトハウスの風水 フライングスター風水 2024/07/052024/07/05 (2017年3月初旬に書かれた記事)ドナルド・トランプ大統領は、歴代で最も物議を醸しています。ホワイトハウスに引っ越してから1ヶ月も経たないうちに、憎悪に満ちた攻撃に日々さらされています。 (2017年3月初旬に書かれた記事)大統領の家族も、メディアから継続的なイジメを受けています。ヌードのポスター、誹謗中傷、ファッションセンス批判、関連ブランド商品へのボイコット運動など、キリがありません。 アメリカに住む私の友人で、普段はとても良識的で優しい人でさえ、SNSを通じてトランプ叩きをしています。 正当に選出された大統領とその家族が中傷を受けているのは、本当に悲しいことで、見ていられません。まるで、アメリカ国民の半数が呪いにかかっているかのようです。 このような状況で、大統領が正しく職務を遂行できるとは思えません。トランプ大統領と家族は、立候補するまで豊かで幸せに暮らしていたのに。 議会や司法機関も大統領令を阻止するために動いています。これは長期的にみて深刻な事態で、司法が権威と正当性を失う悪しき前例となります。 この騒動をみて、私はホワイトハウスの風水を調べることにしました。 ホワイトハウスは1800年に竣工し、自由世界のリーダーであるアメリカ大統領が暮らすシンボル的な建物です。 トランプ大統領は当選後すぐに「ホワイトハウスに住まない」と公言しましたが、警備やコストを疑問視したメディアや政府機関から非難の的となりました。 大統領にも住む場所を決める権利と自由が法的に認められていますし、ホワイトハウスに住むことを義務付ける法律はありません。 過去の多くの大統領も他の家と住み分けていました。 例えば、G.W.ブッシュ大統領は、在任期間の約3分の1を、テキサス州クロフォードの牧場、キャンプ・デービッド、メイン州ケネバンクポートにある両親の家で過ごしました。 ジョージ・ワシントン大統領は、ホワイトハウスに住んだことは一度ありませし、最近は休暇中に公務をすることのできる「夏のホワイトハウス」「冬のホワイトハウス」もよく使われています。 大統領が国をまとめ、経済、安全保障、国際関係をより良くするには、議会、司法機関、メディア、そしてもちろん国民からの信頼と協力が必要で、そのために風水で大統領を助ける「気」の流れをつくる必要があります。 不運のフライングスターによる悪影響 トランプ大統領がホワイトハウスに入居したのは、彼にとって不利な年でした。「いぬ年」生まれの「男性リーダー」であるトランプ大統領は、北西に位置するフライングスターの「2」から不運を受けるからです。 毎日のように非難されても、自分を貫く気力と根性には驚かされますが、今年の彼の内面的な気の力は平均的で、弱くはありませんが、強くもないので、よほど注意しないと病をわずらいます。 大統領が正しく職務を遂行し、国に利益をもたらすために、ホワイトハウスの風水を対策する必要があります。 1.争いの「3」からの悪影響 今年、争いをもたらすフライングスターの「3」が西にあります。ホワイトハウスの西は、大統領が執務を行うウエストウィングにあたります。 昨年はこの場所に「4」があったので、オバマ前大統領は良い状況で退任することができました。しかしトランプ大統領は「3」の争いと怒りの中で就任したので、毎日非難され続けているのです。 「3」は木の性質を持つ不運の「気」で、争い、怒り、訴訟や法廷闘争の原因をつくります。これを抑えるには「火」と「金」の要素を使います。 トランプ大統領は、就任早々、大統領執務室のカーテンを金色に変え、カーペットをサンバーストベージュのものに変えました。風水のアドバイスを受けたのかもしれませんが、「3」の不運を抑えるには十分ではないようです。 大統領執務室に必要なのは、明るい赤色が放つ「火」のエネルギーです。明るい赤色のカーペットに変え、そして西の干支動物である「鳥」、例えばアメリカンイーグルのシンボルを飾ると、西の気は安定し、同時に鳥がゴシップを鎮めます。 2.大統領が背中を窓に向けて座っている 背中が窓に向くように大統領のデスクが配置されているのは、設計上の大きな問題の1つです。風水で「協力が得られない不安定な配置」で、国家のリーダーにとっては大きなダメージとなります。歴代ほぼすべての大統領が議会で苦労するのも不思議ではありません。 窓を閉じて壁にするか、デスクを移動させ、壁を背に座れるようにする必要があります。そしてその壁には大きな山の絵を飾ります。 これにより、大統領はすべてにおいて協力が得られるようになります。 (関連記事:偉い人のオフィスによくある「山の絵」は風水で重要なアイテム) 3.北西のキッチンが大統領の権威と健康を弱めている 大統領と夫人が暮らすメインハウスの風水はどうでしょうか。ここには、男性リーダーの健康と判断力を弱める重大な風水の欠陥があります。北西にキッチンがあるのです。 ホワイトハウスのメインキッチンは地階の北西にあり、他の階の北西にもキッチンが増築されてきました。 風水では、北西のキッチンは男性リーダーの力を著しく弱めるといわれています。そして大統領が受ける風水の悪影響は、そのまま国全体に及ぶので深刻です。 1962年までは、メインハウスの2階北西に「プリンス・オブ・ウェールズ・ルーム」という大きな寝室があり、キッチンではありませんでした。 しかし1962年にケネディ夫人がキッチンとダイニングに改装し、今のように各階の北西にキッチンがある間取りになりました。 この改装から1年も経たないうちに、彼女の夫であるジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されました。 以来、ほぼすべての大統領は、病気やスキャンダルに苦しみ、議会で多くの困難を抱えることになりました。 北西のキッチンは「天門の火事」といわれ、父、男性リーダーにとって致命的です。 (関連記事:キッチン風水15の条件) 4.南の「水」と「土」がスキャンダルと批判を招く ホワイトハウスで最も有名な部屋の1つが1階の「ブルールーム」です。この部屋の名前は、1837年にマーティン・ヴァン・ビューレン大統領による豪華な青い装飾に由来します。 ロイヤルブルーとインペリアルイエローで美しく装飾されたこの部屋、どんな美しくても、風水的には問題があります。 この部屋は南にあり、南は「火」の性質の方角です。部屋の色は「水」の要素が優勢です。南は「名声」「評判」をあらわす方角ですが、「水」が「火」と衝突して、大統領の名声と評判を損ねているのです。 ブルールームの真上には「イエロールーム」という別の部屋があります。黄色は五行で「土」をあらわす色で、「土」は「火」を弱める、だから、南の力は一層弱まります。 そして今年、南にあるフライングスター「5」(五黄)をイエロールームが強めるので、不運はさらに深刻です。五行塔を飾る、といった適切な対策が必要です。 5.南西の寝室は大統領の「六殺」の方角 大統領の寝室は南西にあり、残念ながらトランプ大統領には適していません。彼のクアナンバーは「9」で、八宅の法則によると、南西は彼にとって「六殺」という凶方角にあたるからです。ここで寝ると彼の判断力が損なわれ、健康に悪影響を及ぼします。 吉方位に頭を向けて寝れば、不運は軽減されますが、彼の健康の吉方角の南東にあるリンカーンベッドルームを寝室に使い、吉方位に頭を向けて寝る方がずっとよいでしょう。 アメリカ大統領が権威を取り戻すには、ホワイトハウスは風水をとり入れた大規模な改修が必要です。 早急に取り組むべき課題は、メインハウスの1階と2階のキッチンを移すことです。キッチンが各階の北西にある限り、男性の大統領はひどい苦しみを味わうことになります。 関連する記事