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幸運を引き寄せる「中秋」の過ごし方

太陰暦8月15日は、秋の満月に行われる祝祭「中秋節」の日、2025年は10月6日(月)の夜です。

月餅とお茶の写真

殷の時代に収穫祭として始まり、唐の時代には盛んに祝われるようになったそうです。
月が一年で最も明るく輝く「中秋の名月」の夜、幸せに続く道が明るく照らされます。ここでは、幸運を引き寄せる中秋の過ごし方をご紹介します。

掃除と浄化

家、特にリビングやダイニング等、頻繁に使い、長い時間を過ごす場所は清潔で、整頓されているようにしましょう。壊れたもの、動かないものは修理するか、交換しましょう。陽の気が家の中を自由に流れるように。
掃除の時は、窓とドアを開けて、新鮮な空気と光が家の中に入るようにしてください。
次に、お香を焚き、よどんだ気をリセットします。
すると、家の中の気のレベルが高くなり、人生に新たなチャンスが訪れます。
そして、幸運をあらわす字を書いた赤いランタンを玄関の外に飾ると、幸運を招き、不運を祓います。

赤いランタン

お菓子の準備

伝統的には糖水月餅、甘い中華デザートをつくり、家族、友人、ご近所にふるまいます。
糖水には、黒ゴマ、小豆、緑豆、ピーナッツ、サツマイモなど色々なバリエーションがあります。
そして月餅は中秋の主役です。幸運をあらわす字が書かれていて、正円形の月餅がベストです。統一、完成をあらわし、すべてを丸くおさめます。
色々な種類の月餅がありますが、蓮の実あんに塩漬け卵黄が入った月餅が伝統的に最も幸運だとされています。
蓮の実は復活と新たなチャンスをあらわし、卵黄は豊かさと新たなスタートをあらわします。

祈りを捧げる

お祝いは前夜から始め、月老神、月の女神「嫦娥(じょうが)」に祈りを捧げ、深夜まで楽しみます。
中秋は、愛と結婚の神「月老神」の誕生日でもあるので、独身の男女は祈りを捧げます。「月老神」に祈ると、人生の伴侶との間に赤い糸で縁が結ばれると信じられています。
また、不老不死の月の女神として知られる「嫦娥」に、健康と長寿、若さと美しさの祈りを捧げます。

人にふるまう

子どもは、親や家族と一緒に提灯を持って近所を歩くと地域社会との絆が強まります。
近所の人、友人を家に招き、食事や飲み物、デザートをふるまい、一緒に楽しみます。
お客を招くと、人間関係を強化し、経済的な繁栄、良い指導者に恵まれる幸運、健康、長寿を引き寄せます。

提灯を持つ子ども

南西の気を強化

風水で月は「陰」で、心を落ち着かせ、癒し、育む力をもたらします。中秋には、月に関係する南西の気を強化します。家の南西にあたる場所の照明を明るくし、「9」に関連した風水のシンボルを飾ります。
今年は南西にフライングスターの「9」があるので、一層幸運を引き寄せることができます。

五行のバランス

木、火、土、金、水」の5要素を装飾にとり入れます。例えば、金属製のトレイ「金」の上に月餅「土」 を置き、その横に容器に「水」を入れ、ろうそく「火」と花びら「木」を浮かべるといった具合に、五行をバランスよく装飾にとり入れてください。

秋の色を使う

風水では、色が幸運を引き寄せる上で重要な役割を果たします。中秋には、秋に関連する「金」をあらわす色を使います。金をあらわす色は、白、金、銀、グレーで、装飾品や食器、衣服にとり入れてください。

食卓の気を強化する

食卓の周辺を整頓し、キャンドルをつけて幸運の気が流れるようにします。そして器にみかんやりんごなど満月をあらわす丸い果物を入れて飾ると、平和な気が流れます。

月光浴

庭やベランダなど屋外の空間があるなら、外で食事をしながら月を眺めましょう。宇宙とのつながりが強まり、月の力を吸収できるので、日々の暮らしに新たな幸運の気がもたらされます。

月光水

器に水を入れて、月の光にさらしましょう。水に月の力を吸収させるのです。この水で顔を洗うと、美しさと魅力が高まります。

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